マンションやリフォーム現場で困る事→レンジフードの梁への対応。

マンションやリフォーム現場で困る事→レンジフードの梁への対応。

新築なら気にすることはキッチンの配置を考慮した建て方が出来るのであまり気にしなくても良いのですが、
リフォームリノベーションでキッチンを大幅に変える場合には『梁』への対応に注意が必要です。

特に、『壁付けのI型のキッチンをオープンキッチンにしたい!』
といった場合にはキッチンの置く場所だけでなく見えない部分→『配管』も考慮しなければいけません。
給排水は床を嵩上する事でどうにかなるケースも有るのですが、
天井が低く梁も有る場合にはレンジフード(換気扇)の排気(場合により給気も)ダクトの取り回しが難しいケースも出てきます。

オープンキッチンに出来るレンジフードは『サイドフード』『センターフード』と言って本体の高さも大きいものが多いです。
その本体の情報でダクトがつながるので実際には本体以上の高さの確保が必要です。

どうしても難しい場合はどうするかと言うと、
レンジフードの設置される部分だけ垂れ壁を作るという事も。
ちょっと重たいイメージになりますよね。

そこで、大活躍するのが室内循環型レンジフード。
IHクッカー専用にはなりますが、なんとダクトがいらないのです!

その仕組みは、、、
レンジフードに対しフィルターユニットを搭載し調理の油や煙、臭いをフィルターで取ってしまうという
所謂、空気清浄機のようなものなのです。

そのフィルターは永遠に使えるわけでは無く定期的なメンテナンスが必要です。
(メーカー手配によるメンテナンス業者さんが行います)。
その旨を事前に了解しなければいけません。

ダクトが無いという事は、レンジフードの設置場所に自由が広がるのと同時に、
梁型を作らなくて良かったりとメリットも大きいです。

その他にもこんなに沢山のメリットが有ります。
特に寒い地域では冬場の暖房効率が上がり光熱費がだいぶ節約できるというデータも有るようです。

是非大幅なレイアウト変更を検討される方は『室内循環型レンジフード』検討してみて下さいね!