キッチンの設備機器選び シンクについて

キッチンの設備機器選び シンクについて

キッチンの使いやすさを左右するシンクについて。
システムキッチンでは各社さん独自の特徴のあるシンクを出されています。

・クリナップ 流レ―ルシンク
・LIXIL リシェル搭載シンク

などが有名ですが、他にもたくさんありますよね。

これらの場合はカタログからチョイスするという形ですが、
キッチンのグレードによってこのクラスのキッチンにはコレ、その上だともう少し選べる種類が増えてみたいなイメージです。

ではオーダーキッチンの場合はというと、
上記のような大手メーカーさんの自社独自のシンクだけを選んで使うというのは採用が難しいです。と言うのも、あくまでシステムキッチンの一部としてのシンクなのでバラ売り不可のケースがほとんどだからです。 逆に言うと世の中に出回っているその他のシンクであればよいわけです。

シンクにはどういう物があるか紹介すると、日本ではステンレスのシンクが一般的で種類も豊富です。その他では人工大理石やホーローのシンクも有りますが選べるバリエーションが少ないです。

ステンレスシンクに関しては、 金型を利用して大型のプレス機で成形するプレスシンクと、 職人さんが一つ一つ手作りをする板金シンクが有ります。

プレスシンクは金型で決まった形の物を大量生産するのでコストメリットが有ります。 板金シンクはメーカーによって規格品は有るものの職人仕事なので割画家にはなります。ただし、形状に関してはミリ単位でのオーダーが出来るメリットが有りますし、 洗剤ポケットをつけたりといった特注ならではの事も出来ます。

予算と相談しながらでは有ると思いますが、ここまで複雑な形もオーダーキッチンなら搭載可能です。ステンレスシンクの加工ですと松岡製作所さんは非常にきれいな仕上がりを見せてくれます。
またトヨウラも松岡製作所さんと同じくシンク、カウンターの製造メーカーで有りながら自社でオーダーキッチンも販売しているのでぜひご相談ください。

ステンレス以外のシンクですと、海外ではクオーツやセラミックで天板と同素材にしてと言うのも流行りの様です。その場合多くは板金シンクを先に作ってその内側に素材を貼り付ける方式です。 加工上難しい部分も有りますがこちらも是非検討してみてください。